ビッグスクーターの特徴【メリット・デメリットをご紹介!】

ビッグスクーターを買おうか悩んでいる・・・。

購入前にメリット・デメリットを知りたい!

こんなお悩みを解決します。

当記事では、下記について記載しています。

当記事の内容

  • ビッグスクーターとは
  • ビッグスクーターのメリット・デメリット
  • ビッグスクーターの歴史とおすすめバイク

市街地での日常使いから長距離のツーリングまで、幅広く活用できる点がビッグスクーターの魅力です。

90年代のブーム時に比べると出荷台数は落ちていますが、その使い勝手の良さから根強い人気があります。

運転しやすく、特に女性のライダーから好まれているのです。

ここではビッグスクーターの歴史や特徴、メリット・デメリットについて紹介します。

それでは、始めます!

ビッグスクーターとは

ビッグスクーターは、排気量が250ccほどのバイクで、スクーターの一種です。

スクーターなら普通自動車免許を持っているだけで乗ることが出来ますが、ビッグスクーターを乗るためには自動二輪免許が必要になります。

大きなシートが付いているものが多く、短距離だけでなく長距離でも快適にライディングすることが可能です。

またビッグスクーターにはAT車(オートマティック車)が多いので、ストップアンドゴーの多い市街地でも利用しやすいと言えるでしょう。

ビッグスクーターのメリットとデメリット

ここではビッグスクーターについてのメリットとデメリットを見ていきたいと思います。

まずはメリットですが、費用があまりかかりません。

車検が必要ないので、維持費を抑える事ができるのです。

設計上シートの下にトランクルームが備わっているため、軽量なら荷物の運搬が可能であることもメリットの一つに数えられるでしょう。

ビッグスクーターの最大のメリットは、AT車であることです。

MT車(マニュアル車)よりも簡単に免許が取れる上、クラッチ操作が不要ですから女性でも運転しやすいです。

ビッグスクーターのデメリットは、MT車と比べ加速性や安定性に乏しい点です。

安全に運転できるという点は評価できますが、操縦することの喜びを感じるという面では、MT車よりも悪いです。

取り回しが大変なところもデメリットと言えます。

全ての装備品を含めると200キロ近くなる車種もあり、押し引きする時に大変だと思う人も多いでしょう。

車体がスクーターと比べると大きいので、スペースに余裕のある駐輪場が少ない点もデメリットの1つです。

他のライダーに迷惑がかからないよう、注意して駐車する必要があります。

ビッグスクーターの歴史

ビッグスクーターは1980年代に新しい形のスクーターとして生まれました。

最初にこのサイズのスクーターを開発したのはホンダです。

ホンダは1984年にスペイシー250、1986年にフュージョンを発表しました。

2つの商品は高い性能をもっていましたが、当時はクルーザー全盛の時代だったことからあまり注目されませんでした。

ビッグスクーターの人気に火がついたのは、1995年にヤマハがマジェスティを発売した後からです。

大人のためのセダンバイクと言うコンセプトが若者に受け入れられ、ブームとなりました。

ブームとなってからは国内4メーカーのうち、カワサキを除く3社が精力的にビッグスクーターを製造しました。

ビッグスクーターの人気は高く、2003年頃には国内の自動二輪の出荷台数の内およそ6割がスクーターとなったほどです。

このブームの影響によって、2005年にはオートマチック限定の免許が新設されました。

ビッグスクーターのおすすめ

ここでは数あるビッグスクーターの中から、おすすめの車種を紹介していきます。

ホンダ・フュージョンSE

ホンダ・フュージョンは一時期生産が中止されていましたが、2003年に再販売されてからは今でも高い人気があります。

最初期に販売されたもので、ビッグスクーターブームを牽引してきた商品の1つです。

エンジンは水冷単気筒、総排気量は244ccとなっています。

安定感のあるタンデム性能を持っているので、リラックスした乗り心地が期待できます。

中古相場でも価格が安定しているため、安価に購入できる点も魅力の1つです。

ヤマハ・マジェスティ

発売以来高い人気を誇っているヤマハのマジェスティは、時代ごとにモデルチェンジを重ねながら今でも現役で販売されています。

ヤマハ・マジェスティは250ccの革命児として、ビッグスクーターブームを生み出した歴史的な車種です。

AT車ながら素早い加速を誇り、ビッグスクーターの中では高い乗り心地を誇っています。

さらにシートの下には大容量のトランクが備えられており、実用性がある点も評価されていると言えるでしょう。

スズキスカイウェイブ250SS

ここで紹介したフュージョンやヤマハのマジェスティよりも少し購入のハードルが上がりますが、スカイウェイブ250SSもおすすめできる車種です。

スカイウェイブはスズキの代表的なビッグスクーターで、1998年の発売以降数多くのバリエーションを生み出しています。

このスカイウェイブSSもその1つで、ストリート用にカスタムされた製品です。

デザイン性にも優れており、一体型のスクリーンレス・エアロマスクやアルミ削り出しのインチサイズハンドルバーを備えています。

ビッグスクーターについてのまとめ

ビッグスクーターは長距離のライディングだけでなく日常でも利用できるので、今でも高い人気を誇っています。

車検が必要なく比較的安価に購入できる点も魅力の1つです。

加速性や安定性という面では他のサイズのものよりも劣っているかもしれませんが、誰でも安心して乗れるというメリットも持っているので女性にも人気があります。

今回は以上です。

せりざわ
せりざわ

それでは、また!!

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