ツーリングで天気が悪くて良い写真が撮れなかった!
天気が悪い時って、どう撮影すれば綺麗な写真が撮れるの?
こんなお悩みを解決します。
当記事では、下記について記載しています。
当記事の内容
- シャッタースピードを変える
- 雨や曇り時の撮影方法
ツーリングでバイクを撮影したいけれど、ちょうど雨や曇りの日にあたり、上手く撮影できないからと諦めていた方も多いでしょう。
実は雨や曇りの日でも、カメラの設定を調整すれば綺麗に撮影できるのです。
また、曇りや雨の日の特徴を活かし、晴れの日とは一味違った良い写真に仕上げることもできます。
この記事では、雨や曇りなど天気の悪い日にバイクを綺麗に撮影するためのコツを紹介するので、是非参考にして下さい。
それでは、始めます!
シャッタースピードを調整して撮影する
カメラのホワイトバランスとは、光源の影響を調整して希望する色味の写真に仕上げるためにある機能です。
人間の肉眼は光源の影響を自動で補正し、白いものを白として自然と見ることができています。
しかし実際は、例えば白熱電球は赤みのある光源であり、この光源下で撮影すれば赤みを帯びた写真になるのです。
実は雨や曇りの日の太陽光は青みがかっており、晴れの日と同じホワイトバランスで撮影すると写真全体が青みを帯びた仕上がりになってしまいます。
バイクを撮影する場合も同様で、本来のバイクの色が分かりにくい写真になってしまうでしょう。
こういった時は、赤みを足すようにホワイトバランスを調整してみて下さい。
ホワイトバランスの設定はカメラの種類によって違いますが、一般的にどのような種類でも太陽光と蛍光灯、曇りの3つのモードはあるようです。
雨や曇りの日の撮影では曇りモードを選択することで、バイク本来の色合いに近い写真に仕上がります。
雨や曇りの日の特徴を活かして撮影する
ここまでは雨や曇りの日に綺麗にバイクを撮影するための、カメラの設定について紹介してきました。
しかしやはり、どんなにカメラの設定を調整しても、雨や曇りの日に晴れの日と全く同じようにバイクを撮影するのは不可能です。
そこでここからは、敢えて雨や曇りの日の特徴を活かして撮影する方法を紹介していきます。
コントラストの低さを活かして撮影する
コントラストが低い写真に仕上がるのは、雨や曇りの日の特徴です。
これを活かして、ぼんやりとした幻想的で儚い雰囲気のバイク写真を撮りましょう。
さらに先ほど説明したホワイトバランスを太陽光モードにして撮影すれば、全体が青みがかった写真になり、より幻想的な雰囲気が増します。
彩度の低さを活かしてモノクロで撮影する
雨や曇りの日に色鮮やかな写真を撮るのは不可能です。
そこで敢えてモノクロで撮影してしまうのもありでしょう。
影ができにくい雨や曇りの日でも、モノクロにしてコントラストを上げて撮影すれば、黒い部分や影が強調されてメリハリのある写真に仕上がります。
カラー写真とは違った魅力がモノクロ写真にはあり、いつもと違ったバイクのかっこよさを表現することもできるでしょう。
光の弱さを活かして撮影する
雨や曇りの日は光が弱いため、金属でも光が反射しないという特徴もあります。
晴れの日だと光の反射で上手く撮影できなかったような、細かいバイクのパーツのアップなども綺麗に写真に収めることができるでしょう。
また、雨や曇りの日は光が弱く影ができにくいので、撮影者の影が写真に写り込む心配もありません。
そのため、バイクをハイアングルで撮影するのもおすすめです。
白や淡い色が使われているバイクは特に綺麗な質感が出るのも、雨や曇りの日ならではの特徴となります。
雨を活かして撮影する
雨の日に、水たまりに映るバイクを撮影するのも良いでしょう。
水面が揺らぐことのない静かな場所ならば、綺麗な写真に仕上がります。
雨に濡れたバイクを撮影するのもおすすめです。
この場合、バイク全体を写そうとすると雨が分かりにくいので、バイクの一部をアップで撮影してみて下さい。
雨粒が強調された良い写真に仕上がるはずです。
また、どのような天候でも言えることですが、バイクの撮影の際は角度や構図を意識することも重要となります。
バイクには特にかっこよく見える角度があり、それはバイクの向いている方向を0度とした場合、前方30度から60度のあたりです。
この角度で、マフラーが写る方角から撮影するのが特におすすめとなります。
さらにせっかくツーリングでの撮影なので、風景も合わせて綺麗に写真に収められるように構図も工夫しましょう。
初心者の方には、3分割法が分かりやすくて実践しやすい構図です。
縦と横をそれぞれ3分割し、被写体をその交点に置くとバランスの取れた良い写真に仕上がります。
例えばバイクと山を写真に綺麗に収めたい場合、どちらも交点に来るような場所から撮影すれば良いのです。
天気が悪い日でもバイクを綺麗に撮影しよう
雨や曇りの日でもカメラのシャッタースピードやホワイトバランスを調整すれば、ツーリングでバイクを綺麗に撮影することができるでしょう。
また、敢えて雨や曇りの日の特徴を活かして、ぼんやりとした幻想的な写真やモノクロ写真にする手もあります。
撮影の際は交通マナーを守り、周辺住民に迷惑が掛からないよう配慮することも大切です。
綺麗にバイクを撮影しながら、ツーリングを楽しみましょう。
今回は以上です。
それでは、また!!