
株や為替が暴落しているけど、今後どういった戦略を取れば良いの?
と悩んでいる方に向けて書きました!
投資で勝てずに、資金が減っていくと精神的に不安定になりますよね。
自分も株やFXに手を出しましたが、資産が減ってイライラ・落ち込むことが多々ありました。
余談ですが、メンタルを落ち着かせるために瞑想を取り入れてみましたが、全然効果はなかったですね。
特に株や仮想通貨が暴落している時って、めちゃくちゃ動揺しますよね。
そこで、2017年の仮想通貨バブル崩壊や2020年のコロナショックの暴落を経験した自分が学んだことを備忘録がてらまとめたいと思います!
大暴落を経験して分かったこと

大暴落が来るまで、自分は下記のように考えていました。

暴落したら、売りで大儲けでしょ?
めっちゃ簡単に稼げるじゃん!
しかし、2020年3月のコロナウイルスに端を発した暴落で下記のことが分かりました。

平常時ではありえないことが暴落中には発生します。
また値動きは乱高下しているため、メンタルも平静に保つのが難しいです。
そもそも証券会社のサーバーが落ちて、まともにトレード出来ません。
そのため、暴落=売りで入ることの難しさを思い知りました。
暴落している時の戦略を考えてみた

今回暴落して分かったことを踏まえ、暴落時の戦略を記載しました。
投資を始めた原点を思い出す
損失を出して気付いたのが、「なぜ投資を始めたのか?」原点に返ることの大切さです。
自分は「ストレスのない安定した暮らしをしたい」と思って投資を始めたんですよね。
しかし暴落中は、
- 損してイライラ
- ポジションが気になる
- ポジションを入れてない時も相場が気になる
このように、めちゃくちゃストレスを感じてたんですよね。
ただ、自分の投資最終目的は、ストレスのない安定した暮らしをしたいこと。
短期的にチャートを見るのではなく、長期的に考えてこれからも積立投資をしていこうと冷静になることが出来ました。
稼ぐことよりも退場しないことが大事
投資で大事なのは、『勝つことよりも退場しないようにする』ことが大事です。
ジョージ・ソロス
Survive first and make money afterwards.
(まずは生き残れ 儲けるのはそれからだ)
投資は長く続けるほど、勝てる可能性が高くなります。
これは、運用会社のフィデリティの調査で判明しています。
2003年~2013年のフィデリティの調査によると、投資の成績が良かった人1位は『運用しているのを忘れている人』だったそうです。
ちなみに『亡くなった人』も成績が良かったとのこと。
フィデリティの調査から分かるように、投資は何もせずに長期的に持ち続けたほうが勝てる可能性が高いです。
しかし、投資を始めようとする方は、大なり小なり『稼ぎたい』と考えているもの。
稼ぎたいと思う気持ちが強くなると、余計なポジションを持ったり、変なところで売買を始めます。
まずは、『稼ぐのではなく、どうすれば続けていけるのか』考えることが大事です。
長く続けるためにも、投資は生活に困らない余剰資金で始めていきましょう。
また、投資の世界では『落ちるナイフを掴むな』という格言があります。
落ちるナイフを掴むな
株価などが暴落している時は、底を打ったのを確認してから投資するべきという意味。
『急落時の投資は落ちているナイフを素手で掴むようなもの』という由来からきています。
格言通り、下がり切った所を確認してからトレードしても遅くありません。
暴落中も普段通りのトレードをして、何もしないのが良いでしょう。
余剰資金で投資する
投資は余剰資金で実施しましょう。
余剰資金
生活費や非常用に残すお金を差し引いた資金のことです。
簡単に言えば、なくても生活に影響が出ないお金のことになります。
特に暴落中は、価格変動(ボラティリティ)が大きく、ロスカットされる可能性も高いです。
そのため、平常時よりレバレッジを少なくするなど資金管理に注意しましょう。
2007年のリーマン・ショック、2020年のコロナ・ショックなどのように想定外のことが起こります。
このように相場が大きく動いた時に、資金を大量に投入しているとメンタルが動揺します。
何より、投資資金は失っても生活に困らないぐらいにしておくと精神的にも楽ですよ。
諦めたらそこで試合終了

当記事では、『株や為替、仮想通貨の暴落時の戦略』についてご紹介しました。
最後に当記事を要約しておきますね。
当記事の要約
- 稼ぐことよりも退場しないことが大事
- 波に乗ることが大事
- 自分の目的(原点)を忘れない
- 自分を知ること
- 手数料を意識する
自分自身の戦略として『WealthNavi』と仮想通貨を毎月積立していますが、これからも積立を続けていきます。
また、何事もそうですが、諦めて辞めてしまうと、そこで終わりです。
冷静に考えて行動し、一緒に投資で勝てるようになりましょう!
今回は以上です。

それでは、また!!