
MetaMaskでETH(Polygon)をブリッジすると、ガス代が高い!
手数料を抑えて、ETH(Polygon)を買いたい!
こんなお悩みを解決します。
当記事では、下記について記載しています。
当記事の内容
- ETH(イーサリアム)とETH(Polygon)の違いについて
- ETH(Polygon)の購入手順
OpenSeaでNFTを売買している方の多くが、手数料で悩むと思います。
なぜなら、NFTの売買には様々な手数料が発生するからです。
主な手数料
- ウォレットに仮想通貨を送金する際の送金手数料
- ETH(イーサリアム)でNFTを購入する際の購入手数料
- ETH(イーサリアム)からETH(Polygon)へ変換する際のガス代
この手数料。
数円だと、まだ我慢できますが、数千円規模で発生している場合も多々あります。
例えばコインチェックなど多くの取引所は、ETH(イーサリアム)の送金手数料を『0.005ETH』に設定しています。
1ETHが30万だと、約1,500円の手数料になります。
他にもMetaMaskでETH(イーサリアム)からETH(Polygon)へ変換する際の手数料は約0.008ETH。
イーサリアムのトランザクションで多少ガス代は変化しますが。
1ETHが30万だと、約2,400円も手数料で取られます。
そのため、OpenSeaなどでNFTの売買をする場合、『手数料をどう抑えるか』がかなり大事になってきます。
そこで、当記事では『手数料を抑えてETH(Polygon)を購入する方法』についてご紹介しています。
- 手数料を抑えて余計な経費を掛けたくない方
- 手数料を減らして、より多くのNFTを購入したい方
は、ぜひ当記事をご覧ください。
それでは、始めます!
仮想通貨の送金手数料を抑える方法は、下記の記事でご紹介しています。
リンクを貼っておきますので、気になる方はぜひご覧ください。
-
仮想通貨の取引所選びのポイント【自分が使っている取引所も紹介】
続きを見る
ETH(イーサリアム)とETH(Polygon)の違いについて

OpenSeaを利用して、まず多くの人が感じる疑問が

ETH(イーサリアム)とETH(Polygon)があるけど・・・。
そもそもこの違いって何?
ってことだと思います。
そのため、まずはETH(イーサリアム)とETH(Polygon)の違いについて簡単に説明しますね。
結論から書くと、ETH(イーサリアム)とETH(Polygon)は名前が似てるだけで、全然違う通貨です。
これは、『アメリカドル』と『オーストラリアドル』で例えると分かりやすいと思います。
両方とも『ドル』って名称が付いてますが、別の通貨ですよね。
別通貨のため、『アメリカドル』と『オーストラリアドル』を変換する際には手数料が発生します。
ETH(イーサリアム)とETH(Polygon)も同様です。
ETHとお互いに名称が付いているので、「似たようなものかな?」と感じますが、まったく別の通貨です。
別通貨のため、MetaMaskでBridge(変換)すると、ガス代(手数料)が発生します。
ETH(イーサリアム)とETH(Polygon)の違いについて、KiHaraさんのツイートが図で分かりやすいので、下記にご紹介しておきますね。
🦊OpenSea初心者向け図解
— KiHara@NFTbassist | S0U (@shr_mm29) September 28, 2021
ブロックチェーン→国
ETH→国独自の通貨 と捉えて下さい。
図の2種類のETHは名前は一緒ですが、別物です。その国で使える通貨に両替(ブリッジ)する必要があります。
(※ポリゴンのETHは国内取引所に送ることができないので、必ずイーサリアムにブリッジしてから送金) pic.twitter.com/GPpSVWwOkH
ETH(Polygon)の購入手順

当記事でご紹介するETH(Polygon)の購入手順は下記の通りです。
- MetaMaskの準備
- JPYCの購入
- 『QUICK SWAP』でETH(Polygon)購入
それでは、1つずつ詳しくご紹介しますね。
MetaMaskの準備

MetaMaskを持っている方は、次の『JPYCの購入方法』まで飛んで下さい。
ETH(Polygon)を購入するために、まずはMetaMaskを登録しましょう。
MetaMaskの登録方法は下記の記事で記載しております。
まだ登録してない方は、ぜひ参考にして下さい。
-
OpenSeaの登録・購入方法をご紹介
続きを見る
JPYCの購入方法

MetaMaskの準備ができれば、次はJPYCの購入です。
JPYCとは
『JPYC』は日本初のステーブルコインのことです。
1JPYC=1円で、松屋銀座などでも使うことができます。
JPYCの購入サイトはこちら。
まずは、サイトの右上にある『JPYC Apps』をクリックします。
次に、JPYCを『銀行振込』か『暗号資産』で購入するか選択します。
当記事では、『銀行振込』で購入する方法をご紹介します。
フォーム入力欄があるので、下記の6点を記入・選択します。
- 利用規約への同意
- 振込人名義(カタカナ)の記入
- 購入金額を入力(数字のみ)
- メールアドレスの記入
- 送信先ネットワークの選択
- ウォレットのアドレスを入力
5番目の『送信先ネットワーク』は、『Polygon(Matic)メインネット』を選択します。

上記6点の記入・選択を完了次第、間違いがないか確認し、『送信』をクリックします。
送信後、サイトに記載されている口座に購入金額を振り込み、購入完了。
翌営業日までに、指定したETHアドレスにJPYCが送金されます。
銀行振込のため、振込手数料が発生します。
手数料を抑えるためにも、振込手数料無料の銀行を利用するのがオススメです。

『QUICK SWAP』で購入

JPYCがMetaMaskに送金されれば、最後は『QUICK SWAP』でETH(Polygon)購入します。
QUICK SWAPとは
QUICK SWAPは分散型の仮想通貨取引所(DEX)です。
分散型の仮想通貨取引所(DEX)は、取引所の管理者が存在しない点が特徴となっています。
QUICK SWAPの公式サイトはこちら。
公式サイトの右上にある『Connect to wallet』をクリックし、用意したウォレットと接続します。
次に、中央にあるFromに『JPYC』を、Toに『ETH』を選択し、ETHへ変換するJPYCの金額を入力します。
『Liquidity Provider Fee』は手数料です。
1JPYC=1円なので、59.91円の手数料が掛かっています。
入力内容を確認後、『Approve JPYC』をクリックします。

MetaMaskが開くので、トランザクション手数料を確かめ『確認』をクリックします。
トランザクション手数料として、『MATIC』が必要となります。
JPYC購入時に『0.1MATIC』が付与されており、手数料分を支払うことが可能です。

MetaMaskで確認し、QUICK SWAPの『Approved』が完了すれば、『Swap』をクリックします。

最後に取得するETHの枚数と手数料に関して、再確認されます。
問題なければ、『Confirm Swap』を押し、『確認』をクリックします。

『Transaction Submitted』が表示されれば、『Close』を押して購入完了です。

手数料を抑えて、経費を抑えよう

当記事では、『手数料を抑えてETH(Polygon)を購入する手順』についてご紹介しました。
最後にETH(Polygon)を購入する際の注意点についてまとめておきますね。
購入時の注意点
- JPYC購入時、振込手数料無料の銀行を活用する
- JPYC購入時、『送信先ネットワーク』は『Polygon(Matic)メインネット』にする
- QUICK SWAPで『『Approve JPYC』をクリック後、少し時間が掛かる場合あり
当記事でご紹介した手順でETH(Polygon)を購入すれば、手数料は数十円で済みます。
MetaMaskでブリッジすると数千円必要だった手数料が、数円で済むってかなりお得ですよね。
手数料を減らして、経費を抑えるも良し。
減らした手数料分で、NFTを購入するも良し。
手数料を抑えて、よりNFTライフを満喫していきましょう!
今回は以上です。

それでは、また!!