
- 本番になると、すごい緊張する。
- 感情をコントロールしたい!
こんなお悩みを解決します。
職場の異動や転職などで、新しい環境になると不安ですよね。
他にも、スポーツの試合前は緊張すると思います。
人間なので、多少の不安や緊張を感じるのは当然です。
ただ、極度の不安や緊張は本来の力が発揮できず、悔しい思いをします。
そこで、当記事では呼吸法についてご紹介しています。
実は、メンタルと呼吸は密接に関係しています。
メンタルコントロール能力を向上したい方は、ぜひご覧頂ければと思います!
呼吸を制すると、なぜメンタルコントロール出来るのか?

呼吸を制すると、なぜメンタルコントロールが出来るのでしょうか?
結論を書くと、呼吸とメンタルは密接な関係にあるからです。
例えば不安や緊張を感じている時は、呼吸は『短く・浅く』なっています。
また、メンタルの状態が悪い時は、必ず呼吸が浅くなっています。
分かりやすいのが、怒っている時。
怒りながら深呼吸する人は、いないですよね?
逆を言えば、人間は『ゆっくり呼吸しながらだと、緊張できない』ということになります。
そのため、リラックスしたい時は深呼吸が効果的です。
このように呼吸とメンタルは密接な関係にあるため、呼吸のコントール=精神のコントロールとなるのです。
日本人の多くが間違っている?緊張した時にNGな深呼吸

緊張した時に

深呼吸してリラックスしないと。
と考えますよね。
この深呼吸ですが、みなさんは最初どうしますか?
多分、多くの方は『最初に息を吸う』と思います。
実は緊張している時に『最初に息を吸う』行為はNGです。
なぜなら、緊張している時は『身体が多くの酸素を求めている状態』だからです。
緊張状態は、言い換えると『身体がいつでも動けるように準備している』状態です。
いつでも動けるように、身体はより多くの酸素を供給しようとします。
そのため、最初に息を吸うと『さらに酸素を供給する』ことになり、より緊張します。
つまり、緊張している時の深呼吸は『まずは息を吐くこと』が正解!
深呼吸も『息を吸っている時より、吐く時間を長く』しましょう。
こうすることで徐々にリラックスでき、緊張が解けるようになります。
呼吸法をご紹介

ここから呼吸法についてご紹介していきます。
当記事でご紹介する呼吸法は下記の5つです。
- 等間隔呼吸法(サマブリッティ)
- 4-7-8呼吸法
- スダラシャンクリア法
- 片鼻式呼吸法
- パワーブリージング
自分が出来そうなもの・期待する効果が得られるものを試してみて下さい。
また、すべての呼吸法の共通点として、『最初に息を吐き切ってから、実施する』と効果的です。
等間隔呼吸法(サマブリッティ)
やり方
- 4~8秒間、息を吸う。
- 吸った時間と同時間で息を吐く
例:5秒息を吸って、5秒で吐く。
効果
- 血圧の低下
- 脳神経の鎮静化
- ストレスの軽減
- 睡眠の質が改善
4-7-8呼吸法
やり方
- 4秒間、息を吸う。
- 7秒間、息を止める。
- 8秒間、息を吐く。
- これを3セット繰り返す。
効果
- 睡眠の質が向上
- ストレスの軽減
スダラシャンクリア法
やり方
- 勝利の呼吸:1分間に2回~4回の呼吸をする。
- 肺呼吸:1分間に30回以上の呼吸をする。
- チャンティング:声を出して、なるべく長く息を吐く。
- これを3セット繰り返す。
効果
- 自己コントロール能力の向上
- メンタルコントロールの向上
片鼻式呼吸法
やり方
- 鼻の片方を抑える
- 息をゆっくり吸う
- 1秒止める
- 抑える鼻を変える
- ゆっくり吐く
効果
自己コントロール力の向上
パワーブリージング
やり方
吸った時間の倍をかけて吐く
効果
- 不安の軽減
- 頭痛の軽減効果
- 血圧を下げる効果
まとめ

当記事では、メンタル効果のある呼吸法をご紹介しました。
最後に当記事を要約しておきますね。
当記事の要約
- 等間隔呼吸法(サマブリッティ)
- 4-7-8呼吸法
- スダラシャンクリア法
- 片鼻式呼吸法
- パワーブリージング
メンタルコントロール出来れば、仕事や人間関係も上手くいきやすくなります。
ぜひ呼吸法をマスターし、普段の生活に役立てて下さい!
今回は以上です。

それでは、また!!